ぼくはどうして人生を間違えてしまったのだろう

一.
こんなタイトルで書いてみているが、理由は明白で4年のインターンシップだった。

「しょるいがらく」「ながくいられる」
こんなよこしま極まりない動機で、ある大学院にインターンシップに行った。その大学の名誉のためにどことは言わない。

そこでぼんやりと
「分野を移して研究したい」
と思ってしまったことが運のつきだった。



ニ.
元々、4年まで適当な工場に適当に教授推薦で就職しよう、と思っていた身である。実家に金がないので(厳密にはあるかどうか調べを入れる権限が無い身なので無いものとして扱わざるをえないでいる)その道しか実質選びようが無かったという現実も有る。

が、何をとちくるったのか
研究したい
→分野変えするから基礎足りない
編入しよう
という勢いで編入した。



三.
金に困った。

復学後の金が無い。

元々学費は免除+奨学金で生きていた
とかいう身である。寝込んでた影響で休学手続が遅れて、奨学生としての適格を欠いていそうな状況になった。

停止数カ月は休学時から覚悟していて、この分を含めて親(実質養子)に頭を下げた。前期はこれで学校に通える。

実質養子というのは、親視点だと
「犯罪者の下で育てられたから」
と何かと言ってくるからである。
とても気まずい。

停止数カ月で済めば御の字で、実際には廃止されかねない状況にある。廃止されても応急採用ワンチャンだが、実際には、次年度改めて登録できるであろうことしか望みがないだろう。

金が無い
(というか有ったとしても家庭環境的にキツい)
人が研究につながる勉強をするなんて、
贅沢に手を出してはいけなかったのだろう、
とぼんやりと感じている。



四.
今思いついている奨学金廃止対策としては
1. 障害基礎年金支給に賭ける
2. 後期休学にして次年度奨学生登録
3. とりあえず休学中のうちに捻出しておく
4. どこかの夜間の大学に移る
(働きながら学士とるルート)
5. 働きながら放送大学ルート
6. 親に頭下げる
7. 祖父になんとか繋がって頭下げる
主にこんな感じだろうか。

1.これはただの博打。あてにならない。
2. 単位の取り方とか工夫しないといけなさそう。実行するなら、各方面に相談したうえでやる。
3. これは当たり前の対策。私自身これをしたいが、未だに薬の維持量が決まってなくて、これ以上(現在:木金日→家庭教師)バイトを増やしにくい状況にある。現実的に、それなりに高額なバイトとしては乙4を使って深夜帯のバイトを足すことだろうか。
4, 5. 学士さえ取れればいいので、この機に社会人に戻るのも一つの手。体力がもつかどうかの問題になってくるし、また学費で死にかねないので、こちらの方への諸々の制度は要調査。
6, 7. ここまで読んだ人なら無理だとわかるはずだ。


五.
私は人生を間違えて、
うっかり、
学生を続ける道を選んでしまった。
難関校に受かって、その直後に、行かない(辞退)ルートなんて生えるわけない。

何はともあれ、金もない障害者がそんな贅沢に手を出すことは罰当たりなのかもしれないと、痛感してはいる。ただそれだけだ。けれども、私はやろうとするだろう。